まちなみ採集帖
town scape journal
旅やおでかけに出ると
自分とは無関係に存在しているように思えたものに驚くほど心動かされる、
という瞬間があります。
それはきっと日常から切り離された時間や空間の中では、
あらゆる物事を新鮮な視点でとらえることができるからだと思います。
自分とは無関係に存在しているように思えたものに驚くほど心動かされる、
という瞬間があります。
それはきっと日常から切り離された時間や空間の中では、
あらゆる物事を新鮮な視点でとらえることができるからだと思います。
仕事柄、都市や建築に注目する機会は多々ありますが
旅で発動するこの「味わう力」をもってすると
ふだん何気なく目にしている街並や建物の中に、果てしない奥行きの広がりを感じられたり
その周りに広がる風景や人々の姿かたち、行為までもが
いつもと違って見えてきます。
旅で発動するこの「味わう力」をもってすると
ふだん何気なく目にしている街並や建物の中に、果てしない奥行きの広がりを感じられたり
その周りに広がる風景や人々の姿かたち、行為までもが
いつもと違って見えてきます。
そんなふしぎな空間体験を
ひとつひとつノートに集めていくことがうれしいし、楽しいです。
ひとつひとつノートに集めていくことがうれしいし、楽しいです。
建物ポートレートーtownscapejournal
Instagramでノートの公開を始めたのは2017年から。はじめはこの小サイズのノートに週末訪れたスポットのことを記録するスタイルでした。このノートをきっかけに著書「東京イラスト建築さんぽ」が生まれました。
建物ポートレートーコーヒーロン図解スケッチ01
建物は様々な要素の集合体。だから建物周辺の街にどんなものがあって、どんな人がそこに関わっているか…調べて図にしていくことで、その建物と仲良くなる手がかりをつかみたいと思っています。
建物ポートレートーコーヒーロン図解スケッチ02
すてきな建物には必ず何らかの「つながり」が存在します。周囲の土地や自然、過去からの歴史、素材やディテールの存在感、そこに関わる人々…それらの要素を感じ取れると、自分と建物との距離がぐっと親密になる気がします。
まちのメモリーマップー高円寺
子どもの頃、NHK教育テレビでやっていた街の探検番組が大好きでした。あの番組みたいなノートをつくりたいと思い、社会人の10年以上を過ごした東京の街を舞台に、自分の好きや思い出をいっぱい詰め込んだ「このまちだいすき」ノートができあがりました。
まちのメモリーマップー西荻窪
最近「自分の今住んでいる地域もいいな」と思う人が増えたそうです。勿論わたしもその一人で、自宅や近所で過ごすことが多くなったからこそ、以前よりも自分の住んでいる地域の魅力を知り味わう楽しみが増えました。そんな想いをノートに。